韓国にある日本語学校の今|日韓関係と学習者ニーズの変化に注目

おはようございます。7月4日の金曜日です。今まで色々な国の日本語教育について見ていきましたが、今回の国は日本にとって一番身近なところかもしれません。

そこは・・・韓国です。

近年、日本を訪れる韓国人旅行者が再び増えつつあり、日本のアニメ・漫画・音楽への関心も依然として高い状況です。

一方で政治的な摩擦や歴史的背景もあり、日本語を学ぶことに対して葛藤を持つ人もいます。そんな中でも、日本語学校の存在意義や需要は根強く残っています。

今回は韓国における日本語学校の現状と、日本語学習の意義について考えてみましょう。

韓国と日本のつながり:歴史・文化・経済を超えて広がる学びの輪

韓国と日本は、地理的にも文化的にも非常に近い国同士です。長い歴史の中で政治的には摩擦もありましたが、一方で文化・経済・人的交流という側面では深いつながりを持っています。

特に近年では、若い世代を中心にアニメ・漫画・音楽・ファッションなどの「クールジャパン」文化が韓国に浸透し、日本語を学ぶ動機のひとつとなっています。

また、ビジネスの面では多くの日系企業が韓国に進出しており、現地採用や日韓間の取引において日本語が重要なスキルとして評価されています。

韓国の就職市場では「英語+もう一言語(日本語や中国語)」のように、複数言語スキルを持つことが求められる傾向があり、日本語能力試験(JLPT)も履歴書に記載できる有力な資格とされています。

人と人との交流も活発で、留学や短期訪問、観光、ホームステイなどを通じて互いの文化を理解し合う機会が増えてきました。

こうした背景のもと、日本語学習は単なる語学の習得にとどまらず、「よりよい関係を築くための懸け橋」としての役割を果たしています。

韓国における日本語学校の現状

日本語学校とは、日本語を母語としない人々が、語学習得のために通う教育機関のことです。

学校によっては日本語能力試験(JLPT)対策や、日本留学・就職を目指すコース、また趣味としての会話学習コースなど、多様なプログラムを提供しています。

日本語学校はアジアを中心に世界中に広がっており、国ごとに学習目的・文化的背景が異なるのも特徴です。

韓国には、ソウルやプサンなどの大都市を中心に数多くの日本語学校が存在しています。

大学付属の語学堂(語学センター)も多く、たとえば延世大学、慶熙大学などが日本語講座を開講。加えて、民間の語学スクールやオンラインスクールも数多く運営されています。

韓国における日本語学習者は、2000年代初頭をピークに一時減少しましたが、近年は再び安定的に推移しています。

特にK-POPやアニメを通じて日本文化に興味を持つ若者の間で、日本語学習が「自己投資」として注目されているのが特徴です。

韓国人にとっての「日本語を学ぶ」意味とは?

韓国では、日本語は将来の可能性を広げる大切なスキルとされています。学ぶ目的はさまざまですが、主に以下の3つの理由が多くの人に共通しています。


① 仕事やキャリアアップに役立つ

韓国には日系企業が多く、日本語ができると就職で有利です。また、貿易会社や観光業、IT企業などで日本語スキルが重宝されます。

👉 例文:
「私は日本語が話せたおかげで、日系企業に採用されました。」
「日本との会議で通訳を任され、昇進にもつながりました。」


② 日本文化への興味から

アニメ、J-POP、ドラマ、マンガなど、日本のポップカルチャーを楽しむ中で「日本語を理解したい!」と感じる人も多いです。

👉 例文:
「好きなアニメを字幕なしで見られるようになりたいと思い、日本語を勉強し始めました。」
「歌詞の意味がわかったとき、もっと日本語を学びたくなりました。」


③ 留学や国際的な視野のために

日本に留学したい、将来は海外で働きたいという人にとって、日本語は大きな武器になります。特にJLPT(日本語能力試験)は多くの韓国人が目指す資格です。

👉 例文:
「日本の大学に進学したくて、N2の試験に挑戦しています。」
「将来は日本の会社で働くことを目指しています。」

Manabi Talkの可能性:新しい学びの形へ

Manabi Talkは、日本に住む外国人と日本語教師をつなぐ新しいオンラインプラットフォームです。
韓国に住む方でも、来日前や独学のサポートとして、日本語ネイティブ講師との会話練習やJLPT対策が自宅から可能です。

対面授業の代替としてだけでなく、「顔が見える」「温かみのある」日本語学習体験を提供します。

さらに、Manabi Talkでは日本語教師の皆さんが在宅で教えることができ、副業やキャリア形成にもつながります。韓国のように日本語教育が盛んな地域でも、こうした個別マッチング型のサービスが今後ますます求められるでしょう。

まとめ

在宅で働けるオンライン授業は、日本語教師にとって新しい収入の道を開くチャンスです。これからは、「教室」だけでなく、「自宅」も立派な教える場となる時代。

ぜひ、オンラインで活躍する日本語教師もお考え下さい!オンライン講師への本登録は8月下旬より可能となります。それまでのプレ登録をして頂ける方を募集しております。

プレ登録はTOPページの下部にあるお問い合わせフォームよりお願い致します。

現在、8月末までにお申し込みを頂くと

①オンライン授業で使える教案例集プレゼント

②手数料を半年間、5%割引キャンペーン 15%→10% を実施します。(希望者の方にお渡しを致します。)

尚、Xのフォローもして頂けると嬉しいです*^^*