タイの日本語学校の今|観光立国で進む語学教育と日本語の役割

こんばんは。辛いものといえばどこの国を思い浮かべますか?

韓国のキムチ?それとも中国・四川の麻辣料理?実は、タイ料理も「辛さ」で有名な国のひとつです。

トムヤムクンやグリーンカレーなど、一口食べればじんわりと汗が出てくるような刺激的な味わいが特徴的。タイでは「辛い=美味しい」と感じる人も多く、子どもでも辛い料理に親しんでいます。

この“辛さ”に慣れ親しんだ文化が、実は日本語学習にもある“根気”や“集中力”と重なる部分があるのかもしれません。そんなタイと日本の“熱さ”をつなぐ、日本語教育の今を見ていきましょう。

微笑みの国、タイと日本語教育

「サワディーカー(こんにちは)」。このフレーズに親しみを覚える日本人も多いのではないでしょうか。
親日国としても知られるタイは、観光立国として世界中から注目を集めてきました。そんなタイでは、日本語教育も着実に広がっています。

今回は、タイにおける日本語学校の実態や背景、日本語学習者の動機、そして今後の可能性についてご紹介します。

海外にある日本語学校とは

日本語学校は、日本語を母語としない人々が日本語を体系的に学ぶための教育機関です。
海外では大学の日本語学科のほか、民間の語学学校、日本企業の駐在員向け講座、公的機関の支援によるプログラムなどがあり、多様なニーズに対応しています。

目的も幅広く、旅行のため、ビジネスのため、日本への留学・就職のためと、それぞれの背景に応じて教育内容も異なります。

タイにおける日本語学校の現状と特徴

タイでは、経済発展とともに日本との関係が強化され、多くのタイ人が日本語学習に関心を持つようになりました。特にバンコク、チェンマイ、コンケーンといった主要都市には、公立・私立の日本語学校や日本語コースを設置する大学が数多く存在しています。

文部科学省の調査によれば、タイは日本語学習者数で世界トップ5に入る国の一つであり、その学習熱は年々高まっています。

日本語を教える教育機関は、語学学校、職業訓練校、大学など多岐にわたります。例えば、「タイ日文化センター」や「KOSEN(高専)」型の職業教育プログラムでは、日本の技術や文化に関心のある若者たちが、日本語と技術を同時に学んでいます。

また、日本への留学や技能実習生として渡航することを目指す学生向けの日本語教育も盛んで、日常会話だけでなく、JLPT(日本語能力試験)の対策を重視する傾向があります。

一方で、地方では日本語を学べる環境がまだまだ限られているのが現状です。都市部と地方との教育格差や、経験豊富な教師の不足が課題とされています。

また、教室型の授業に加えて、オンライン授業のニーズも高まりつつあり、タイの日本語教育の現場でもデジタル化が求められる時代となっています。

タイ人にとっての「日本語を学ぶ意味」

タイ人が日本語を学ぶ背景には、単なる語学習得を超えた多様な動機があります。まず第一に挙げられるのは、「日本で働きたい」「留学したい」という明確な目的を持つ若者が多いという点です。

特に技能実習制度や特定技能制度を通じて日本へ渡航するためには、日本語能力試験(JLPT)のN4レベル以上が求められることが多く、彼らにとって日本語は“夢へのチケット”でもあります。

また、日本企業がタイ国内に多数進出している影響で、現地採用での就職を目指して日本語を学ぶ社会人や大学生も増えています。

日系企業では、日本語ができることがキャリアアップの武器となり、昇進や高収入につながる可能性があるため、実用的な動機が強いのが特徴です。

さらに、「アニメ」「J-POP」「日本の文化」への興味から学習を始めるケースも少なくありません。

特に若い世代にとっては、推しのアニメを字幕なしで楽しみたい、J-POPを歌いたいという趣味から日本語を学ぶ人も多く、学習動機が多様化しています。

一方で、日本語は母語であるタイ語と文法構造や語順が大きく異なるため、学習の継続には努力と忍耐が必要です。

しかし、自分の目標に向かって日本語を学び続けるタイ人たちは、強い意志と目的意識を持って取り組んでおり、その姿勢からは大きな可能性を感じさせます。

タイの学習者と日本語教師をつなぐ「Manabi Talk」の役割

こうした多様なニーズを持つタイの日本語学習者にとって、「信頼できる先生から、安心して日本語を学べる環境」は非常に重要です。しかし、現地に十分な教育機関がない地域も多く、忙しい生活の中で通学が難しいケースもあります。

そこで活躍するのが、【オンライン日本語授業プラットフォーム「Manabi Talk」】です。

オンラインだからこそ、タイの地方に住む学習者も、時間や場所に縛られず、自分に合った教師と学び続けることができます。マンツーマン授業により、発音や表現も丁寧に指導できるのが魅力です。

また、講師の側から見ても、Manabi Talkは副業や在宅ワークとしても魅力的な働き方を提供します。授業のスケジュールは柔軟に設定でき、生徒とのマッチングもスムーズです。

今後、Manabi Talkではタイをはじめ日本国内にいる多くの外国人の皆さんにとって第二の教育ホームとしてご利用をして頂くようにして参ります。語学の壁を超え、人と人とをつなぐオンライン日本語教育の未来を共に作る事ができれば嬉しいです。

まとめ

在宅で働けるオンライン授業は、日本語教師にとって新しい収入の道を開くチャンスです。これからは、「教室」だけでなく、「自宅」も立派な教える場となる時代。

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