ベトナムの日本語学校とは?現地の教育事情と学習者のリアルな声を解説

こんにちは。6月に入り、また急に梅雨が戻ってきましたね。夏らしくジメジメとした気候も続いていますが、こういった気候においてゲリラ雷雨が怖い。

曇りだから傘はいらないーなんて思っていると、突然の雷雨に襲われる事も・・真夏に入るまでにはこれからもありえることでしょう。

折り畳みの傘でも良いので、持参をされて外出なさってくださいね。

今日の記事のテーマは、昨日からのテーマである「海外における日本語学校」そのベトナム編をお送り致します。

グローバルに広がる日本語教育/ 海外にある日本語学校とは?

ここ数年、外国人による日本語学習への関心が高まっています。とくにアジア諸国では「日本で働きたい」「アニメや文化が好き」といった理由から、学習者が年々増加しています。

その中でも、ベトナムは日本語学習者が非常に多い国のひとつ。若年層を中心に、日本語能力試験(JLPT)の受験者数も右肩上がりとなっており、多くの日本語学校が現地に設立されています。

では、ベトナムの日本語教育事情とはどのようなものなのでしょうか?本記事では、日本語学校の構造やベトナム人が日本語を学ぶ背景、そして日本語教師がどのように活躍できるかについてご紹介します。

日本語学校と聞くと、日本国内の留学生向けの施設を思い浮かべる方も多いですが、実際には世界各国に「日本語学校」は存在します。海外にある日本語学校は主に以下の2つに分類されます:

  • 進学や就労を目指す実践型の語学学校
  • 文化や趣味として学ぶ一般向けの教室

これらの学校では、日本語を母語とする講師や、現地語も話せるバイリンガル講師が活躍しています。教育の質は学校によって差がありますが、多くの学習者は「日本で働く」「留学する」などの目標を持って学んでおり、学習意欲は非常に高いのが特徴です。

ベトナムにおける日本語学校の現状

ベトナムは、ASEAN諸国の中でもとくに日本語教育が盛んな国です。国際交流基金のデータによると、ベトナムにおける日本語学習者は40万人を超え、日本語学習者数では世界第3位にランクインしています。

日本語学校の多くは、ホーチミンやハノイなどの都市部に集中しています。公立の高等学校や大学にも日本語コースが設けられているほか、民間の語学学校でも日本語クラスが開講されています。

また、日本の企業との提携を通じた「技能実習生」や「特定技能」などの派遣前教育も盛んに行われており、それに特化した日本語教育プログラムも整備されています。

1. 学校数と設置形態

ベトナムには日本語教育を行う機関が多数存在しており、その形態は以下のように分類されます。

  • 公立高校・大学の日本語コース
     文部科学省や国際交流基金の支援も受け、近年は第二外国語として日本語を学ぶ生徒も増えています。ホーチミン市師範大学、ハノイ大学などが代表例。
  • 私立の語学学校・塾型スクール
     技能実習生や特定技能で日本に渡航する若者を対象にした日本語教育が中心。ビジネスとして運営されており、渡航支援も行うことが多いです。都市部には数多く存在。
  • 日系企業が支援する教育機関
     日本企業の現地法人が直接支援する形で、実務に直結した日本語教育を行う学校もあります(例:工場勤務のための現場日本語、接客マナーなど)。

2. 学習者の特徴

ベトナムの日本語学習者は若年層が圧倒的に多く、18〜25歳を中心に構成されています。高校・大学での履修、または就職準備の一環として学習しているケースが主流です。

  • 進学目的:日本の大学や専門学校への進学を目指す。
  • 就職目的:特定技能、技能実習生、日系企業への就職を希望。
  • 文化への関心:アニメ・J-POP・漫画など日本文化への憧れがきっかけ。

3. 教育の質と課題

多くの語学学校は、短期間でのJLPT合格を目標にカリキュラムを組んでいます。N4またはN3合格が目標となることが多く、教科書は『みんなの日本語』や『できる日本語』などが一般的に使われています。

ただし課題もあります:

  • 文法と語彙の暗記偏重:試験対策に偏り、会話力が育ちにくい。
  • 発音や敬語の指導が不十分:実践的な言語運用能力が弱い。
  • 教師不足:現地での日本語教師は慢性的に不足。特にネイティブ教師が足りない。

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まとめ

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