外国人が日本語を学ぶときに直面する4つの壁とは?解決策も紹介

おはようございます。今日も良い天気です。

私の帯状疱疹も少し落ち着いてきました。Manabi Talkのオープンに向けて、また少しずつ進んでいけたらと思います。何かしたいのにできないという事は本当に気分が悪くなるものです。そういう時こそ、寝ながらも頭の中で事業が前に進むイメージをする事はできます。机上では浮かばないイメージを、どうすれば形にできるか。

結果、どういう状況下においても絶対にプラスに働かないという事はないように思えます。僕の根底にあるミャンマーの人々に対する気持ちを、世界中にいる日本語を学びたい学習者のためのサイト運営として、また動き出したいと思います。

"smile always makes people happy. Lets laugh together in any situations. "

本題に入ります^^

今日のテーマは外国人が日本語を学ぶときに直面する問題について考察をしていきたいと思います。

外国人が日本語を学ぶ際には、言語だけでなく文化や習慣の違いも影響し、さまざまな壁に直面します。

この記事では、代表的な4つの壁を取り上げ、それぞれに対する実践的な解決策もご紹介します。日本語教育に関心のある教師や、日本語を学びたい学習者にとっても役立つ内容です。

①:文字の複雑さ(ひらがな・カタカナ・漢字)

日本語は、3種類の文字(ひらがな、カタカナ、漢字)を同時に使用します。これは、アルファベット1種類で表記できる多くの言語に比べ、外国人にとって非常に負担が大きい部分です。

  • ひらがな:主に文法要素(助詞、助動詞など)や和語に使われる基本的な文字。
  • カタカナ:外来語、擬音語、強調語などに使われ、音が同じでも意味が異なる語が多い。
  • 漢字:中国由来の表意文字であり、1つの漢字に複数の読み方(音読み・訓読み)が存在する。

たとえば、「生」という漢字は「せい(生活)」「しょう(学生)」「なま(生魚)」など、文脈によって読み方が変わります。これはアルファベットだけで書かれた言語に慣れている学習者にとって、非常に難解に感じられます。

また、文中にひらがな・カタカナ・漢字が混在するため、初級者には「どの文字が何を意味しているのか?」を一つひとつ判断しながら読む必要があり、読解のスピードが非常に遅くなってしまいます。


具体的な課題:

  • 漢字の書き順や部首、読みのバリエーションに戸惑う。
  • 似たような形の文字(例:「シ」「ツ」「ソ」「ン」)が見分けづらい。
  • カタカナ語(外来語)の意味が自国語の発音と違い、覚えづらい(例:「コンセント」「ホッチキス」など和製英語)。

解決策:

  1. 段階的に覚える:まずは「ひらがな→カタカナ→漢字」の順で進めましょう。視覚的な教材やアプリ(例:Anki、LingoDeer)を使うと効果的です。
  2. フラッシュカードを活用:単語と絵、発音をセットにしたカードを使って、繰り返し学習することで定着率が高まります。
  3. 書くだけでなく読む訓練も:日記や短文、看板やパッケージの読み取りなど、日常生活の中で自然に触れる機会を増やすことも大切です。

壁②:文法構造の違い

日本語の文法は、英語や多くの欧米言語とは語順や助詞の使い方が大きく異なります。英語などの言語と比べて、日本語は「主語+目的語+動詞」という語順を持ち、助詞や敬語表現も豊富です。この構造に慣れるまで、多くの学習者が混乱します。

  • 語順:英語では「主語+動詞+目的語」(SVO)という語順が一般的ですが、日本語は「主語+目的語+動詞」(SOV)の構造です。
    例:
    • 英語:I eat sushi.
    • 日本語:私は寿司を食べます。
  • 助詞の使用:日本語は「が」「を」「に」「で」などの助詞で文の関係性を表しますが、これに慣れていない学習者にとっては、文法理解が非常に難しいです。
    たとえば、「で」と「に」の違いが分かりづらい(例:「学校勉強する」と「学校行く」)。
  • 敬語:尊敬語・謙譲語・丁寧語など、状況や相手に応じて変化する敬語表現も大きなハードルになります。

解決策:
例文をたくさん読み、実際に声に出して練習することが大切です。特に、ネイティブ講師と会話しながら実践的に覚えていくことで、自然な語順が身につきます。

③:発音とイントネーションの違い

日本語の発音は比較的シンプルとされていますが、実際にはアクセントの位置やイントネーションの違いが意味の違いを生むことがあります。例えば、「あめ(雨)」と「あめ(飴)」など。

日本語は音の種類が少なく、単語同士が似た音になるため、正しい発音とイントネーションの理解が求められます。

  • 発音が単調だと思われがちですが、実際は高低アクセントによって意味が変わる言葉も多くあります。
    例:「はし」(橋:高→低、「箸」:低→高、「端」:高→高)
  • 母音が5つ(あ・い・う・え・お)しかないため、外国人には聞き分けが難しいとされ、特に「つ」「し」「ふ」などの発音がネイティブとは違って聞こえることがよくあります。
  • **促音(小さい「っ」)や長音(「おばあさん」などの長い母音)**も難しいポイントです。間違えると全く違う意味に受け取られる場合があります(例:「かてい(家庭)」と「かてい(仮定)」)。

解決策:
日本語ネイティブ講師とのマンツーマン授業を通じて、正確な発音を聞いて真似ることが効果的です。録音機能を使って自分の発音と比較するのもおすすめです。

④:日常会話と教科書の乖離

実際の日本語の会話は、教科書で学ぶ日本語とはかなり異なります。

  • 教科書の日本語は丁寧語が中心で、実際の生活ではあまり使われない表現も多いです。
    例:教科書「私は本を読みます」 → 実際「本読んでる」「本読んでるんだよね」
  • 略語・若者言葉・方言も多く、テレビやSNSで使われる日本語が理解できず、戸惑うケースもあります。
    例:「マジで?」「やばい」「それな」などは教科書には載っていない。
  • 会話のスピードが早い・言葉が省略されるなどにより、聞き取りの難易度が高いです。

教科書で学んだ表現と、実際の日本人が話す会話表現とのギャップも大きな壁の一つです。丁寧語やカジュアルな言い回しの違いに戸惑う学習者も多いです。

解決策:
実際の会話に特化したオンライン授業を取り入れることで、リアルな日本語が身につきます。アニメやドラマを通じて日常表現に触れるのもよい方法です。

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まとめ

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