げんき第11課「休みのあと」|オンライン授業での展開例と教案
おはようございます。こんにちは。8月21日の木曜日です。今日も昨日に引き続き、げんきの教案例について見ていきたいと思います。本日は第11課「休みのあと」です。それでは、今日の元気ワードからスタート!
今日の元気ワード~変化を恐れずに受け入れる~
「生き残る種とは、もっとも強いものでも、もっとも賢いものでもない。変化にもっともよく適応したものである。 チャールズ・ダーウィン」
ダーウィンの言葉にあるように、この世界で生き残るのは、力が強いものや知識が豊富なものとは限りません。
本当に大切なのは「変化に適応する力」です。
時代は常に移り変わり、昨日までの常識が今日には通じないことも珍しくありません。そこで柔軟に考えを切り替え、新しい環境に合わせて自分を変えていける人こそが、次の一歩を踏み出すことができます。
たとえば、技術の進化や社会の仕組みの変化に戸惑うのではなく、それをチャンスととらえて自分の生活や働き方に取り入れていく姿勢です。
固く構えて「昔のままが一番」と考えるのではなく、流れを受け入れながら自分なりに成長していくこと。
それが生き残る力に直結します。強さや賢さよりも、しなやかさを持つことが、これからの時代を進むうえでの本当の武器なのかもしれません。Have a nice day!!
げんき第11課「休みのあと」|オンライン授業での展開例と教案
第11課「休みのあと」では、休暇後の出来事や感想を話題にしながら、新しい文型を使って自分の気持ちや予定、提案や義務、許可や禁止を表現できるようになることが目標となります。
この課では「形式名詞こと」「~たい」「~ましょう」「~なければなりません」「~てもいいですか」「~ないでください」など、日常会話で頻出する表現が多く含まれており、オンライン授業でも実生活に結びつけやすい内容です。
特に学習者が「やりたいこと」「やらなければならないこと」を共有したり、「提案」や「お願い」を練習することで、会話力の幅が広がります。以下では、具体的なオンライン授業での展開例を紹介します。
話題導入/語彙導入
授業冒頭では、学習者の休暇体験をきっかけに会話を始めます。講師は写真やイラストを提示しながら問いかけます。
「休みのあとは、どんなことをしましたか。」
「旅行に行ったことはありますか。」
このとき「こと」を使った表現をさりげなく提示することで、新しい文型の自然な導入につなげます。
語彙導入では「旅行する」「勉強する」「休む」「遊ぶ」「アルバイトする」など、休暇後の生活に関連する動詞を扱います。
オンライン授業では、画像やアイコンを並べて「何をしたか」を選んでもらう形式にすると、対面以上にスムーズな導入が可能です。
文型導入(場面提示/文型提示/文型練習)
まずは場面提示を通して自然な文脈で表現を示します。
たとえば講師が「休みのあとで、たくさん本を読むことにしました」と発言し、画面に「こと」の使い方を表示します。
動詞を名詞化できることを強調し、例を増やします。
「日本語を勉強することは楽しいです」
「運動することは体にいいです」
次に「~たい」の導入を行います。
講師が「休みのあとで何をしたいですか」と質問し、学習者に自由に答えてもらいます。
「旅行に行きたいです」
「友達に会いたいです」
「~ましょう」は提案表現として場面を設定します。
講師が「休みのあとは忙しいですね。じゃあ、今日の宿題を少なくしましょう」と提案し、学習者に「はい、そうしましょう」と答えさせます。
「~なければなりません」は義務を示すために、大学生活や仕事を例に取り上げます。
「休みのあと、レポートを書かなければなりません」
「毎日日本語を勉強しなければなりません」
「~てもいいですか」は許可を求める表現です。
オンライン授業では、学習者に役割を分けてロールプレイをさせます。
「先生、休みの宿題を明日出してもいいですか」
「はい、いいですよ」
最後に「~ないでください」を禁止表現として提示します。
「教室で携帯電話を使わないでください」
「宿題を忘れないでください」
導入後は、講師が1つの文型を提示したらすぐに学習者に当てはめて答えてもらう形で、練習を小刻みに挟むことが効果的です。
ドリル(練習)
ドリル練習では、短く繰り返すアクティビティを取り入れます。
講師が「~たい」の質問をテンポよく投げかけます。
「休みのあとで何を食べたいですか」
「誰に会いたいですか」
「どこへ行きたいですか」
学習者は瞬時に答えることで反射的に使えるようになります。
「~なければなりません」では、講師が状況を提示して練習します。
「明日テストです。何をしなければなりませんか」
「アルバイトがあります。何時に行かなければなりませんか」
「~てもいいですか」「~ないでください」はペア練習に適しています。講師が例を示した後、講師と学習者が役割を交代しながら練習します。
A:「窓を開けてもいいですか」
B:「はい、どうぞ」/「すみません、ちょっと寒いですから、開けないでください」
談話練習(ディスコース練習)とまとめ
談話練習では、学習者がより長く発話できるように活動を設計します。
一つの方法は「休みのあと、やりたいこと・やらなければならないこと」をテーマにプレゼン形式で話してもらうことです。
「休みのあとで日本語をもっと勉強したいです。そして、アルバイトもしなければなりません。でも、週末は友達と遊びたいです。」
このように複数の文型を組み合わせて発表できると、達成感が高まります。
またペアワークでは「旅行計画を立てる」活動も効果的です。AさんとBさんで「どこに行きたいか」「何をしたいか」「何をしなければならないか」を話し合い、最後に全体で共有します。こうしたディスコース練習は、自然に「たい」「ましょう」「なければなりません」などが使われ、学習の定着につながります。
まとめでは、本日学んだ文型をスライドに整理し、学習者に音読してもらいます。さらに講師が「では、今日の宿題を決めましょう。日本語を勉強することについて三つの文を書いてください」と指示して締めくくります。
1. ロールプレイ:冬休みの思い出を語る
学生はペアになり、Aが「冬休みのあと」にやりたかったこと、実際にやったことを話し、Bが聞き役になる。
例:
A「冬休みに日本へ行きたいと思っていました。でも行けませんでした。かわりに、映画を見ることにしました。」
B「そうですか。どんな映画を見たんですか?」
→「たい」と「こと」を自然に使いながら、経験を共有する流れを作る。
2. クラス全体での提案活動:「次のイベントを決めましょう」
教師が「来週クラスで何をしましょうか」と投げかける。学生は「スポーツをしましょう」「カラオケに行きましょう」など提案を出し合う。教師は「いいですね。でも、お金を払わなければなりませんね」や「いいです。でもマスクを忘れないでください」などでフォローしながら複数の文型を自然に使わせる。
3. 許可と禁止のやりとり:学校や職場のルール
シチュエーションを提示する。「日本の学校に新しく入りました。どんなことをしてもいいですか?」学生は「トイレに行ってもいいですか」「食べてもいいですか」と質問し、教師やペアの相手が「はい、いいです」「いいえ、食べないでください」などで返答する。
→実生活に近い許可・禁止の会話ができる。
4. 義務を使った会話:アルバイトのルール
教師がアルバイト先の設定をする。学生Aは「新しいアルバイトの学生」、Bは「先輩アルバイト」。
A「アルバイトで何をしなければなりませんか」
B「お客さんに『いらっしゃいませ』と言わなければなりません。ごみを捨てなければなりません。」
→「なければなりません」を繰り返し使える場面を意識。
5. 総合タスク:「旅行の計画」
小グループで「春休みに旅行を計画する」というタスクを行う。
例:
A「温泉に行きたいです。」
B「いいですね。でもお金を払わなければなりません。」
C「じゃあ、山へ行きましょうか。」
A「バスに乗ってもいいですか。」
B「はい、いいですよ。」
→最後に「このグループは◯◯へ行くことにしました」と全体で発表。形式名詞「こと」まで自然に導ける。
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まとめ
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